『medium霊媒探偵 城塚翡翠』相沢沙呼;令和元年最驚ミステリー

『medium霊媒探偵 城塚翡翠』相沢沙呼;令和元年最驚ミステリー

巧妙かつ繊細な物語で大絶叫の嵐。

もはや眠気を忘れてひたすらにページを捲りました。あの衝撃は、読み進めていった人にしかわからない何とも言えない感情です。

完全にやられました!

corgiの評価

面白さ★★★★☆

意外性★★★★★

のめり込み度★★★★☆

人に勧める度★★★☆☆

総合評価★★★★☆

書評:刺激をもとめる読者必読の意外性No.1小説!!

あらすじ

推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。だが、殺人鬼の魔の手はひそかに彼女へと迫っていた。

medium帯より

オススメポイント

小説を読む際、あなたは何を重要視していますか?

内容の面白さはもちろんですが,涙を流したい。キュンキュンしたい。笑いたい。

様々な目的があるともいます。

mediumは、驚きという刺激を求める方にピッタリな一冊となっています。

思わず「えっ?」と声を出してしまうラストの大どんでん返しには、ページを捲る手が止まりません。

完全にすべてが伏線。

あなたも著者の手のひらで踊らされてみませんか?

ネタバレ&corgiの感想

夜の12時頃、ようやく終盤まで読み終えたわたしは、重くなってきた瞼を何とか開けつつ、文字を追っていました。

そろそろ寝ようかなと思いつつも、少しだけとページを捲ると、あの最終話がありました…

なぜこのタイミングで二人で山奥の小屋に行くの?まるで例の殺人現場みたいじゃないか。そんな疑問が浮かんだ次の瞬間には、香月先生はナイフを構えていました。

もはや驚きを通り過ぎて理解ができませんでした。全くの斜めからの攻撃。さらに翡翠の様子もおかしい。

えっ?えっ?

短時間で今までの物語の柱がガタガタと崩れていきました。

もはや眠気を忘れてひたすらにページを捲りました。あの衝撃は、読み進めていった人にしかわからない何とも言えない感情です。

完全にやられました。

最後に、翡翠がショックで部屋に引きこもってしまったのも、なかなかに男心をくすぐる絶妙なラストだったなと感じました。

人は見かけで判断してはいけない。今回の衝撃から、大切なことを学びました。(笑)