HSPと知った時に読んでほしい話

HSPと知った時に読んでほしい話

HSPという言葉との出会い

私はHSPだ。

そう気づいたのは、休日にふらっと立ち寄った書店でHSPに関する本を見かけ、何気なく手にとり、冒頭の三文を読んだ時だ。

昔から人の顔色を伺ってばかりだ。物心ついた時から私は他人が作る表情・空気を敏感に読み取ろうと努力し、好かれようと自分を偽った。これは自分の長所であり武器である。幼いながらにそう思っていた。

いつしか私の中には、“様々な私”が住んでいる事に気付いた。

多重人格などという大げさなものではない。ただ、一人でいる時の私・友人の前の私・恋人の前の私・同期の前の私・上司の前の私。全てが異なる私であると感じていた。

当たり障りのない平穏な日常を手に入れるために身につけた術。当時の私は私を演じるのになんの抵抗もなかった。そうしていれば、みんな私に敵意を向けることなく、何事もなく日々が過ぎていくのだから。

Highly sensitive person = 敏感な人

私の話を始める前に、HSPとは何かについて説明しなければいけないと思う。

HSPは、Highly sensitive personの略で、周りから過度に刺激を受ける人をさす。その特徴は以下である。

  • 五感に対する刺激に敏感である。
  • 共感性・同調性が高い。
  • 気疲れしやすい。
  • 自己否定が強い。

これら全てに当てはまらなければHSPではない、というこではない。1つだけ当てはまる場合もあれば全て当てはまる場合もあるだろう。重要なことは、当てはまる個数ではなく、同じ悩みを持つもの同士で助け合う必要があるということだ。

HSPが抱える悩み

HSPであることは、単に感覚が敏感だ。では終わらない。

全人口の20%がHSPと言われており、それは少数派である。つまり、多くの人と感覚の共有がなされない。さらに言うと、HSPの中でも感覚が異なるため、悩みの理解を得るのは非常に難しい。

今あの人は機嫌が悪いから、話しかけるのは後にしよう。

誰もが経験したことがある感情だと思う。私は常にこの感覚を持っている。用事があるときは注意を対象人物に向ける。動きや他人との会話から、「トーンが一定で、もしかしたら喋りかけられるのを面倒と感じているかもしれない。」「今談笑中だから、会話が終了したら話しかけて良さそうだ。」と見当をつける。

同じ空間で怒られている場面に遭遇すれば、自分が怒られているわけでもないのに萎縮し注意をそちらに向ける。

上司と同じ空間にいるだけで気を張り、言動一つ一つに注意を向ける。

HSPとして生きるために

具体的な話はいくつもあるが、どれだけ話しても、そんなこと気にしてたら身がもたないぞ。程度で終わる。気になってしまうのだ。そして言う通り、身がもたなくなる。理解が得られないのだ。

では、私たちはこのまま他人優先で生きていかなければならないのか。私は考えた。自分の長所を活かしつつ、自由になれる場所はないかと。

私が出した結論は、不労所得だ。

社会に干渉するもしないも自分次第。心に余裕を持たせるために、まずは経済的自由を手にすることが第一だと考えた。これは、しばらくの間、社会の中で自分を殺し、少ない給料を貯蓄へ回すという提案ではない。インターネットが普及した今、自らの手でお金を稼ぐ方法は数多く存在する。

HSPであり、人との関わりに疲弊している方・社会に出られず、自己嫌悪で胸がいっぱいの方。悩んでいるのは1人ではありません。

自分らしく生きる方法は必ず存在する。それを実現できない理由はプライドや勇気がないから。実際私も会社勤務をやめられないのは勇気がないから。一人で稼ぐ自信がないから。

しかし、私のようにリスクの少ないものから片手間に始めることは可能である。やり方は色々あると思うが、一歩進んで見れば世界が変わるかもしれません。

私が出した答え

私が出した結論は、自立。

まだまだ私自身道のりは険しく、長いものとなるが、いつかは自由を手にして、同じように悩んでいる方の力になれたらと思う。

また、同じように悩んでいて、現在は克服した方がいらっしゃいましたら、ぜひご教授願いたいと思います。

最後に、

HSPは精神的なもので、認知や共感の低さから、甘えに分類されることも多々ある。ただ、これは弱点ではなく、感受性豊かなあなたの武器である。あなたの良さをなくしてしまわないようにしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。